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![]() すっかり更新がとだえてしまっています。 実は、先週から、日本に一時帰国中。 暖かい東京の冬を堪能しているところです。 今年の冬は、本当に暖かいですね。 常夏の国インドネシアからだから相当に覚悟して来たのですが、すっかり拍子抜けです。 今週前半の生暖かい強い風がふいた日なんかは、もしかして春一番?などと勘違いしてしまうほどでした。 毎回、日本に帰ってきてする楽しみがいくつかありますが、その一つが、ツタヤでのCDチェック。 前回は男性ボーカルを中心にチェックしたのですが、今回は、女性ボーカルの伸びやかな歌声を聞きたいと思いました。 ちょっと疲れているのかしら。。。。 ということで、アトランダムに20枚近く借りましたが、出色はアンジェラ・アキと久しぶりに聞いたサラ・ブライトマン。 アンジェラ・アキは、いいですね~。 とっても心がゆったりとする。。。こういうのを癒されるというのでしょうか。 サラ・ブライトマンはいわずと知れたミュージカル界の歌姫。 あの、ミュージカルのアンドリュー・ロイド・ウェーバーの公私にわたるパートナーだったことは有名な話しですが、それにしても凄みを感じるくらいのうまさ。 神がかったようなドラマチックな歌声にゾクゾクとしてしまいます。 ライナー・ノーツを見ると、今、彼女は40代半ば。 随分以前から活躍しているので、もっとずっと上の人かと思っていましたが、今まさに油ののってきた年齢なんですね~。 もう一つの楽しみが本屋めぐり。 ジャカルタでは、日本の本は、ほとんど定価の2倍近くするので、めったに買うことができないんです。 ということで、早速、渋谷の紀伊国屋に出かけてきました。 今年の『キノベス』をチェックして、第1位となっていた「わたしを離さないで」(カズオ・イシグロ/早川書房)を早速購入。 キノベスは、紀伊国屋書店のスタッフのみなさんが自分で読んでみて面白いと思ったその年の本(今年についは、2005年9月以降に出版された新刊)を選んだもの。 本のプロである書店員のオメガネにかなった本のランキングです。 いわゆる著名作家によるものや 有名な賞を受賞したもの、などは故意にか知れませんが、ほとんど入っていません。実際に、その年に売れた本のランキングとはまったく違ったりするのがとってもおもしろいです。 ちなみに、今年(2005年11月から2006年10月)一年、紀伊国屋書店で最も売れた本のベスト3は、 1.国家の品格 / 藤原正彦 2.東京タワー / リリー・フランキー 3.ハリー・ポッターと謎のプリンス / J.Kローリング・松岡佑子 一方、今年のキノベスによるベスト3は、 1.わたしを離さないで / カズオ・イシグロ 2.鴨川ホルモー / 万城目学 3.東京バンドワゴン / 小路幸也 ね、全然違うでしょ。 恥ずかしながら、2と3については今まで耳にしたことのない作家さん。 カズオ・イシグロについては、日系のイギリス人で、昔みたアンソニー・ホプキンズ主演の映画「日の名残り」の原作者、というレベルの知識しか持ち合わせていませんが、映画がとてもよかったし、キノベスのお墨付き、とくればまず間違いないと思います。 翻訳物の小説を読むのは、すご~く久しぶりなので、とっても楽しみ♪ それから、本屋で気がついたことの一つ。 司馬遼太郎の本や、彼を特集した本が非常に多かったこと。 これ、別に紀伊国屋だけじゃなくて有隣堂でもそうでしたね。 インドネシアを発つ前に、たまたま夫と司馬遼太郎の「この国のかたち」について話をしたばかりだったので、あまりのタイムリーさに少しびっくりしました。 テレビ番組を見ても、年末恒例のドタバタお笑い番組だけではなく、笑いの要素を加えつつ政治ネタを扱った番組も目につきました。 以前は、こういった番組ってあまりなかったですよね。 司馬遼太郎といい、政治番組といい、時代の要請ということなのでしょうか。 ということで、インドネシアでは相当に飢えていた日本の情報もたっぷり仕入れて、相当にハッピーな最初の一週間を過ごしました。 あっ、一番ハッピーだったのは、『あたしんち』の最新刊12を購入できたこと。 やっぱり、あたしんちのお母さんは最高でしょ~。 今年もあとわずか2日。 今年3月にインドネシアを紹介するサイトを始め、6月からはブログも開始し、なかなかに有意義な一年でした。 また、みなさんには、いろいろとコメントをいただき、本当にありがとうございました。 お会いしたことはないものの、人柄がわかるコメントを読ませていただくのは、本当に楽しく日本から遠く離れているものの、日本とつながっている自分というものを強く感じた一年でした。 更新頻度も、ここに来てグッと下がってしまいましたが、これに懲りずに、 来年もどうぞよろしくお願いします。 それでは、どうぞよいお年を。。。 |
![]() 本日、夏休みのため日本に一時帰国しました! このブログは東京でアップしています。 暑いぞ~!とおどかされていたので、どれほど暑いのかと、戦々恐々としていたのですが、な~んのことはない、曇り空で過ごしやすい気温。 ちょっと拍子抜けしてしまいました。 ところで、先ほど本屋さんをのぞいて来たのですが、インテリア関連雑誌の種類がすご~く増えていたのでびっくりしました。 早速、いくつかあったインテリア雑誌の中で、コーディネート例のセンスがよく写真もきれいな、I’m homeという雑誌を購入したのですが、これってあの商店建築を手がけている出版社が出している雑誌なんですね。どうりで、写真が美しいと思いました。1,400円と雑誌としては、ちょっと値段がお高いけど、季刊誌だしこれだけの品質の雑誌なので、まっ、しょうがないっか。 日本では、雑誌を購入するのが楽しみのひとつなんですよ。 ジャカルタじゃ、日本の雑誌は定価の2倍以上の値段がするので、高くて買えないんです。 先日、日本から遊びに来てくれた友人が重たいおもいをして、storyとGraziaを買ってきてくれたけど、ありがたかったわ~。 ということで、ジェンガラのモチーフにもなっている、インドネシアでよく見かけるフランジパニ(別名:プルメリア/またの別名:ブンガカンボジア)の花とも、しばしお別れ。 2006年の日本の夏を、思いっきり楽しみたいと思います! blogランキングに参加しています。 |
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<一時帰国中の日本にて>
昨日の午後、こばらが空いたので近所のコンビニにおにぎりを買いに行った。シャケにするか明太子にするかしばらく迷ったすえ、今日の気分は明太子!と決めレジに持って行ったところ、若い店員さんが、 「お客さま、大変申し訳ありません。この明太子おにぎりは賞味期限が切れていますので、別のものと交換させていただきます。」 と言って、おにぎりの棚に行き、別の明太子を持ってきた。期限切れ?と思い、その明太子を見てみると、確かに消費期限は2時間ほど前になっている。でも、まだ肌寒さが残るこの季節、わずかこの2時間で腐ってしまうはずもなかろうと思い、 「いいですよ、この明太子で」 と返事をしたところ、 「いえ、これはお売りできません。」 と言うので、新しい明太子を袋に入れてもらって帰ってきた。 そういえば、日本のコンビニは品質管理が万全で、ちょっとでも期限が過ぎてしまった食品は捨てられちゃうんだったな、と日本のコンビニの常識を思い出す。 でも、おにぎりの入った小さな袋をぐるぐる回しながら家へ帰る途中、少し考え込んでしまった。 ジャカルタには日本食のスーパーが3店ほどある。いずれも、そこそこの店規模があり、商品も乾物や冷凍食品、缶詰、日用品などは日本製がすらっと並び、さながら日本の地元密着型の中規模スーパーといったところ。目玉商品として日本から空輸した、鮮魚や干物、練り物、乳製品などの品も週末に入荷され、ここだけ見ると日本のスーパーとなんら変わりがない。でも、一つ決定的に違うところがある。 ここでは、日本から輸送されてきた要冷蔵食品のうち、鮮度がある程度重要なもので、賞味期限がついているものは少ない。製造年月日がついているものも同様。さらに言うなら、干物などのトレーに入っているものや、もともと製造年月日部分がシールで貼られている食品類は、その部分がはぎ取られていて、新たにラップがかけられて売られていたりする。いつ作られて、いつまで食べていいのかがわからない仕組みになっているのだ。 この前は、日本から空輸されたばかりと記されたサラダ用のクラゲを買おうと思い手に取ったところ、なんだか真ん中が青銅色なので、ん?と思いよく見てみると、腐っていた。 本当に最初は面食らった。一体、何を頼りに選択すればいいの・・・?と思った。日本では、賞味期限や品質保持期限なる、いわゆる相手が与えてくれていた安全保証に、頼り切って暮らしていたからね。賞味期限内である場合は、何の疑いも持たずに口にしていたし、逆に冷蔵庫にあるものが1日でも賞味期限が過ぎていると、本当にダメなのか確かめもせずに平気で捨てていたもんね。 しかし、人間とは適応力のある生き物である。しばらく暮らしているうちに、鮮度を図る自分なりの物差しなるものができてきた。といっても、結局は、自分の目で見て、匂いを嗅いで慎重に判断する、といったごくごく単純なものなんだけどね。 ジャカルタで暮らしていると、食品選択のみならず、五感を働かせて暮らすことが必要となる。だって、何ひとつとったって、どれも相手が安全なんか保証してくれないんだもの。自分で判断する、自分の身は自分で守る・・・これが鉄則。 かなり疲れるけどね。 ひるがえって日本。制度や規制がしっかりしているし、企業も非常に顧客志向。本当に安心して暮らせる。これが日本のいいところ。 ただ、行き過ぎた「あてがわれた安全」というものは、人間が本来持っている動物としての五感を退化させちゃうんじゃないかしら、などとコンビニの明太子の件から感じた。 |
![]() <一時帰国中の日本で> 昨日は、所用のため六本木方面に出かける。途中、ふっと気がむき卒業した小学校に足をのばしてみることにした。私の通った小学校は、六本木と目と鼻の先にある。小学校卒業後ほどなくしてこの街を離れてしまったために、学校をおとずれるのは実に約30年ぶり。 教務員さんにことわり、校庭をのぞいて見た。よく、大人になってから小学校を訪れると、あの時大きく感じた校庭がこんなに小さかったのかと戸惑う、なんてことを耳にするが、校庭は予想していたよりも広く、私の記憶の中の大きさとほとんど変らなかった。 校舎自体はちょっと前に建て替えられていて新しくなっていたけれど、昔と変らない色のトラック、同じ場所に同じようにある鉄棒、よく整備された花壇(そういえば当時の校長先生は菊の花を丹精こめて手入れしていたな)。そんな、昔と変らないものを見たら、甘酸っぱい記憶やら、ほろ苦い気持ちなんかが思い出されて、ちょっと切なくなってきちゃった。< 私の小学生当時は高度成長時代の後半で、生活が豊かになってゆく実感の中にも、まだ理不尽な我慢や貧しさなんかの自分ではどうしようもない場面がたくさんあった。映画「Always三丁目の夕日」、まだあんな匂いがわずかなからこの街にも残っていたんだよね。そこには間違いなく人々の生活があった。 しばらくしてこの辺りは、再開発が急激にすすみ、ここで生活をしていた多くの人が街を去っていた。多くの人たちが住んでいた官舎も、八百屋さんの子供、魚屋さんの子供、私の大好きだった同級生 肉屋のハイちゃんも。しばらくして、私もこの街から引越した。当時、1学年4組ほどありマンモス校だったこの小学校も今では、1学年1組になったと聞いている。 校舎を取り囲む景色も一変した。高い建物が入らないようにして、この街の象徴に向けてシャッターを切る。全く気がつかなかったけど、この象徴にも、いつの間にか変な輪っかがついちゃったんだな。すっとしたかっこ良さがなくなっちゃたね。 飯倉から六本木交差点方面に向かって歩く。なぜか今日は、黒いダブルの背広に白いネクタイをしめたかっぷくのいい男の人がたくさんいる。なるべく目を合わさないようにさっさと歩く。途中すれ違うのは、目の血走った怪しげな人たち。怖いな~。いつからこんなに猥雑な街になってしまったのだろうか。 昔、子供ながらに目が釘付けになった、よく手入れされた長い髪をなびかせてトレンチコートを肩からはおったすごくおしゃれな女性も、松本隆の「微熱少年」に出てきそうなカッコイイ男の子たちもこの街にはもういない。 この通りをよく白いプードルを連れて歩いていた小森のおばちゃまも、二枚目俳優の沖雅也も。 この街を変らず見守り続けるのは、和菓子の青聖とバーカーインのみ。イキでかっこいい大人が闊歩する街から、人の暮らしの匂いが一切しない猥雑な街へ。これが街の進化というのか。 ちょっと感傷的になりすぎた。 でもでお、あ~あ、六本木。 |
![]() 近所の花屋さんへ。春の花フリージアとアマリリスそして小手毬を買う。ほとんど切ることなく背の高いまま花瓶に入れ、キッチンカウンターの上に飾る。原色が多いインドネシアの花とは違い、日本でみる春の花は鮮やかな色の中にも奥ゆかしさが感じられるのがいいね。 午後、頼んでおいたイナムラショウゾウのパウンドケーキが届く。昨夏、いただき物でここのパウンドケーキを食べてみてすっかり気に入った。素朴でいながらしっとりした上品な味。どこにでもありそうで、なかなか出会えない味。人でもお菓子でも、こういう丁寧なものはすばらしいと思う。自分には無いものに魅力を感じる最たる例か。 なんでも上野にしかお店がなく、1時間近く並ばないと購入できないそうだ。ホームページにアクセスしたら配送をしてくれるとのこと。早速ためしてみて本日の再会となった。 美味しいケーキを食べ子供とも会話がはずむ。 |
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