昨日の午前、ジャカルタの中心地で3度にわたる爆弾テロがありました。
日本の夜7時のニュースでは、まったく報じられなかったけど、死者が9名、そのほかにも多数のけが人が出ているとのこと。 ジャカルタに住んでいる友人のみなさん、そしてこのブログを通じて知り合いになった人たち、みなさん大丈夫でしょうか。 ほとんど情報が入ってこないので、心配です。 爆発があったのは、ジャカルタの中心地にあるマリオットとリッツカールトンの2つの米系ホテル、そして北部の街とのこと。ホテルの爆発に関しては、宿泊客を装った(実際に前日から宿泊していたらしい)男が、朝食をとるために込み合っていたホテルのメインダイニングにキャリーに積んだ爆弾を持ち運び、自爆テロを起こしたとの情報が入っています。 2002年ジャカルタ、2003年バリ島、2004年オーストラリア大使館、2005年バリ島と毎年起きていたテロ。その後は、厳しい警戒のたまものか沈静化していたテロですが、少しばかり気のゆるんだ警備のすきをつかれた感があります。 マリオットホテルにいたっては、2002年と今回の2回、テロのターゲットになっています。 このような無差別殺人に関しては、当然憤りを感じますが、ただ、今回は、それよりも無力感に支配されています。 私は、ジャカルタ転居直後の2004年に、たまたまオーストラリア大使館近くのビルにいたときに、爆発に遭遇し身のちぢむ思いをした経験があります。バンッという大きな音と同時に起きた揺れ、てっきりビルの中でガス爆発が起きたのかと思いました。窓の外にもうもうと広がる灰色の煙が目にはいり、「テロだ~」という声を聞いたときには、現実のことには感じられませんでした。その瞬間は妙に冷静だったことをはっきりと覚えています。そして、その後におそってきた恐怖。 オバマ大統領に代わり、今までのキリスト教社会VSイスラム社会という構図から、両者の融和を図ろうという方向に転換されたため、このようなテロは今後なくなるとばかり思いこんでました。多くの人がそう確信していたのではないでしょうか。でもそれは甘い考えだったんですね。 誰が犯行をおこしたかが判明できない現状では、どんな背景があってテロにおよんだか、軽々しくは論じられないけれど、せっかくいい方向に歩み始めた両者の関係に何がしかのしこりを残すことを危惧します。 ジャカルタにお住まいの方たちは、ここ数年の落ち着いていた生活からまたもとの緊張感をもつことが必要な生活へとなり、本当にストレスだと思いますが、どうぞ安全に注意してください。 テロ、ほんと嫌ですよね~。最近なかっただけに、ちょっと安心していたので、余計、ショックでした。私が住んで居る所から、場所が近かったのですが、早朝だったこともあり、日本人被害者は無くて何よりです。これが、ランチタイムだったら、友人も、丁度、ランチの予定が、リッツで入っていたそうなので、考えただけで、背筋がゾクッとします。 やっぱり、インドネシアって安心した頃に何かが起きる国なんだなぁ~と思い、ここの所、平穏だったので、安心していた自分に、また危機管理の気持ちを思い出させた事件でした。 ライムローズさん、私も一番最初に思ったことは、昼時でなくて本当によかった、ということでした。事件に遭遇された方には、本当に申し訳なく不謹慎ですが、昼時だったらもっと被害が甚大だったと思います。あのホテルでは、知り合いもランチをよくしているようですし。 天災、人災、どちらにしても少しばかり気の緩んだ頃を見計らったように起きますね。どうぞ、くれぐれもお気をつけくださいね。 初コメです。宜しくお願いします。私はインドネシアに行った事も文化の知識も殆どないんですが、日本のコンテンポラリーアートが大好きで同じアジアのシーンはどうなってるんだろう?と興味を持ち、こちらのBlogに辿り着きました。中国、韓国、インドあたりの情報は入ってきますが、インドネシアは全くです。世界的にみたインドネシアのアートマーケットはどのようものなのでしょうか?インドネシアを代表する作家や、これから同国のコンテンポラリーを背負うというような作家がありましたら教えて頂けたらさいわいです。 はじめましてうにこさん。
更新を全くしていないにも関わらず、コメントを残してくださってありがとうございます。 うにこさんのおっしゃるように、インドネシアのアート情報ってほとんど日本に入ってこないんですよね。これはおそらく地理的な問題と、アートをプロディースするような人材がいないためと思いわれます。一部、シンガポールやマレーシアでは、まだ世界的に認知されていないインドネシアアートを先物買いするコレクターもいるようですが、日本ではまだまだですね。 とは言うものの、インドネシア国内では、3年くらい前からアートバブルに沸いていたんですよ。その買い手の多くは中国系インドネシア人や、超富裕層のインドネシア人。ジャカルタ市内には、たくさんのギャラリーができました。ただ、リーマンショック以降は、ややマーケットも下火になっているそうです 人気のあるアーティストとしてあげられるのは、スタ・ウィジャヤ。私も大・大・大好きなんです。彼の作品は、シンガポールのクリスティーズで、相当な高値で取引されています。 今後ますます注目のアーティストだと思います! |



